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「0か100じゃない」〜コンディショニングという選択肢〜

私たちはつい、物事を“白か黒か” “正しいか間違いか”で判断したくなります。

「運動するならしっかりやらなきゃ意味がない」 「痛みがあるなら安静にすべき」 こういった“言い切り”の言葉には、わかりやすさと安心感があります。

でも、コンディショニングトレーニングは、そのどちらでもない“間”を選べる柔軟さが本質です。

 

⸻ 状況に応じて「最適」が変わる

同じストレッチでも、朝と夜、体調が良い日と疲れている日では、その「効果」や「感じ方」がまったく違います。

同様に、トレーニングで重視すべきポイントも、その時の身体の状態や目的によって変わってきます。

たとえば、

• 今日は腰が張っているから、無理に体幹トレーニングをするより、骨盤周りの動きを整える方がいいかもしれない。

• 昨日しっかり追い込んだから、今日は循環を促す程度の動きに留めよう。

この「切り替え」ができるのが、コンディショニングの強みです。

 

⸻ 「やる or やらない」ではなく、「どうやるか」

私たちは、「頑張る=負荷をかけること」と思いがちです。

けれど、体の声に耳を傾けながら、必要なアプローチをその都度変えていくことも、立派な「頑張る」です。

コンディショニングは、「頑張らない」のではなく、「ちゃんと向き合う」ための方法。

今のあなたにとって必要な動きは何か?

それを探しながら、自分の身体と対話していくことが、長く動ける体づくりにつながります。

 

⸻ 「決めつけ」ではなく、「選べる」感覚を

もちろん、「〇〇すべき」といった明確な基準があった方が安心する気持ちも分かります。

でも、体は毎日変化しているからこそ、“いつも同じ”が正解になるとは限りません。

だからこそ、FLUX CONDITIONINGS下北沢では、単なる運動やケアではなく、

その人の今の状態に合わせて“必要なことを見極める力”を育てるお手伝いをしています。

 

⸻ 最後に

「これは正しい」「これは間違っている」と決めつけるより、 「今はこれが合っているかも」と選び直せる柔軟さ。

それが、これからの時代の“健やかさ”の土台になっていくと、私たちは考えています。